鎌倉彫
2014年9月30日
とも乃の日記
「とも乃」のトレイを鎌倉彫で作りました。
朱色が浮かび上がるような、このなんとも言えない立体感。
金銭の授受の際に自慢したくなります。
鎌倉彫とは、遡ること鎌倉時代、中国から禅宗とともに伝来した
堆朱と堆黒の影響を受け、工夫をこらし木彫漆塗りの技法で
仏具を作ったのが始まりと言われています。
明治時代に、神仏分離令が発せられたことにより仏師の多くが職を失い
仏像彫刻の技術を活かし、活路を見いだしたのが、
今の鎌倉彫の基礎を築いたのだそうです。
この土地で育み、常に人々の生活に彩りと安らぎを添え
寄り添ってきたものは、既に鎌倉の一部でもあるのですね。
そういえば、色取りまで古都鎌倉のイメージに合っています。
鎌倉とも乃では、ぎゃらりぃおくむらも併設しております。
このトレイも展示しておきましょうか(笑)
どうぞ、ご来店をお待ちしております。